日语副词练习题

2016-11-05 08:40:49作者:佚名来源:本站原创

日语副词练习题
副詞 練習問題 ■
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1.次の文章を読んで、後の問いに答えなさい。

 山で毘沙門を発見した高僧がそこで小さな堂を建て、ふもとの財産家の家に
鉢を飛ばしてはそこから物を入れて来た。しかし、鉢を入れたまま倉に押し込めて
しまったところ、倉ごと高僧のお堂に運んで来てしまった。


 アいとどあさましと思ひて、さりとてあるべきならねば、この倉主、
聖のもとに寄りて、申すやう、「かかるあさましきことなむ候ふ。
この鉢常にまうで来れば物入れつつ参らするを、けふまぎらは
しく候ひつるほどに、倉にうち置きて忘れて取りも出ださで、錠
をさして候ひければ、この倉、イただゆるぎにゆるぎてここになむ
飛びてまうで落ちて候ふ。この倉返し給はり候はむ」と申す時
に、「まことにあやしきことなれど、飛びて来にければ、倉は
[ ① ]返し取らせじ。ここにかやうの物もなきにウおのづから
物をも置かむによし。中ならむ物はエさながら取れ」とのたまへば、
主のいふやう、「いかにしてかオたちまちに運び取り返さむ。千石
積みて候ふなり」といへば、「それはカいとやすきことなり。確かに
われは運びて取らせむ」とて、この鉢に一俵をいれて飛ばすれ
ば雁などの続きたるやうに、残りの俵ども続きたり。むら雀など
のやうに飛び続きたるを見るに、いとどあさましく貴ければ、主
のいふやう、「キしばし、皆[ ② ]つかはしそ。米二、三百石は
留めて使はせ給へ」といへば、聖「あるまじきことなり。それここ
に置きては何にかはせむ」といへば、「さらば[ ③ ]使はせ
給ふばかり十、二十をも奉らむ」といへば、「クさまでもいるべき
ことのあらばこそ」とて、主の家に確かに皆落ちゐにけり。
(宇治拾遺物語・八-三)


(1)下線部ア~クの副詞はA状態、B程度のどちらか。記号で答え
 なさい。

(2)[ ① ]~[ ③ ]に入る副詞を次の中から選び、記号で答え
 なさい。
  ア.ただ  イ.え  ウ.よも  エ.な


1. (1)ア.B  イ.A  ウ.A  エ.A  
  オ.A  カ.B  キ.A  ク.A

(2)①イ  ②エ  ③ア
 
 ますますあき返ったことだと思い、だからといってそのままに
しておけないので、倉の持ち主は高僧のところに近寄り、申す
には、「このような驚くべきことが起きてございます。この鉢は
いつも私のところにやってきては物を入れてさしあげておりまし
たが、今日は忙しさにまぎれておりまして、倉の中に入れて、
そのまま忘れてしまい、取り出さずに錠をかけてしまいましたと
ころ、この倉が、ただぐらぐらと揺れて、ここに飛んできて落ちた
のでございます。この倉をお返しいただきとうございます。」という
と、(高僧は)「実に不思議なことだが、飛んできてしまったならば
倉は返すことはできない。ここにはこのような物はないので、
自然物を置くのによい。中にあるものはすっかり取りなさい。」と
おっしゃったので、主人の言うことには「どのようにして、今すぐ
運び返すことができましょうか。米は千石積んでございます。」と
言ったので、「それはとてもたやすいことだ。確かに私が運んで
しんぜよう。」と言って、この鉢に一俵を入れて飛ばしたところ、
雁などが飛び続くように、残りの俵も続いた。群れをなす雀のよう
に飛び続いているのを見ると、ますます驚くほど貴いので、主人
が言うことは、「しばらく(お待ちください)。全部おやりになさらな
いでください。米の二、三百石は残してお使いください。」と言う
と、高僧は「とんでもない。それをここに置いてどうするというの
だ。」と言うと、「(では)お使いになるだけ、十、二十石をさしあげ
ましょう。」と言うと、「そこまで必要であれば(置いておくがそれも
不要なことだ)。」と言って、主の家に全て落ち着いた。
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